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甘蔗汁及び廃糖蜜を利用したサイクロデキストランの製造技術開発 (沖縄産学官共同研究推進事業 )
蔗糖の存在下で、強い抗う蝕性を示すことが知られているサイクロデキストランを、廃糖蜜および蔗汁を用いて製造する。サイクロデキストラン合成酵素の性能強化を図るための技術開発を行う。また、サイクロデキストランの実用化に向けた連続生産技術を開発すると共に、新たな機能性の検索を行う。さらに、副産物として得られる低分子デキストランおよびイソマルトオリゴ糖の製品化を図る。
培養藻類が生産する有用物質に関する研究開発(沖縄県地域産業技術活性化・高度化支援事業)
オキナワモズク(ナガマツモ科、Cradosphon okamuranus)やモズク(モズク科、Nemacystus decioiens) は、沖縄水産試験場が開発した盤状態培養法によってフラスコ内の培養が可能で、培養藻体内外に物質の生産が観察されている。盤状態は、胞子形成と成体を形成する上で重要なステップであり、多様な遺伝子発現が行われている。そこで本事業は、培養藻類が生産する有用物質を探索し、培養藻類によるバイオテクノロジー技術の開発を目的とする。
廃棄物を利用したセラミックス技術開発(沖縄県地域産業技術活性化・高度化支援事業)
沖縄県内には、セラミックス原料として利用可能な産業廃棄物が大量に存在している。火力発電所からは、石炭灰が年間10万トン、アルミ工場からもアルミスラッジが年間1,000トン近く排出されている。これらは、現在埋め立てにより処理されているが、今後埋め立て処分場の確保が困難になりつつあることから、資源としての再利用が求められている。そこで本研究開発では、このような廃棄物をセラミックス原料として利用するためのセラミックス製造技術開発を行う。
泡盛製造技術および泡盛蒸留粕に関する研究開発「継続」(沖縄県研究開発補助金)
泡盛黒麹菌は、バラエティに富んだ菌であるにも関わらず、泡盛製造に使用されているものは数種である。そこで、泡盛古酒の香味成分の一つであるバニリンに着目し、バニリンに生成に関与する酵素活性の高い黒麹菌を選抜する。また、もろみ発酵中において、フェルラ酸から4-ビニルグアヤコールへの変換効率を高めるため、高フェルラ酸脱炭酸活性株などの特徴を有する酵母を開発する。
サトウキビ機能成分の活用による外国産廃糖蜜から脱却したパン酵母製造の確立(先端技術を活用した農林水産研究高度化事業)
製パンに使用するパン酵母の製造は、東南アジア諸国からの輸入された廃糖蜜を原料として培養が行われている。しかし、製糖技術の向上による廃糖蜜の品質低下や世界情勢の変化といった要因により、優良な廃糖蜜を安定的に確保することが難しく、パン酵母の品質の安定化が困難な状況にある。それに対し、合成培地による培養が試みられているが、十分な発酵力や耐久性を有するパン酵母の製造には成功していない。そこで、本研究では、サトウキビから酵母の性能強化に必要な機能成分を探索するとともに、機能成分を有効活用した半合成培地を確立し、廃糖蜜の品質に依存しない高品質なパン酵母の製造技術を確立する。
泡盛蒸留粕中のフェルラ酸に関する調査研究(しょうちゅう乙類業委託調査研究)
沖縄県内の泡盛蒸留粕の一部は「もろみ酢」としてクエン酸入り健康食品として利用されている。一方、弊社では泡盛蒸留粕中に抗酸化活性などの生理活性機能を有するフェルラ酸が存在することを確認した。これは原料に由来し、製麹やアルコール発酵などの醸造条件で含有量は変化すると思われる。そこで、県内酒造所間でのフェルラ酸やその他成分量を比較検討する。
沖縄のバイオ資源に関する遺伝子発現解析および長寿因子(遺伝子・環境因子等)の研究開発(健康・長寿研究センター支援事業)
健康茶の材料として古くから親しまれてきたクミスクチンは民間伝承的に糖尿病に 良いと言われているが、科学的な証明は十分に成されていない。我々は昨年度、クミ スクチンを動物に摂食させ、血糖値上昇抑制作用を確認した。そこで今年度事業では 投与試験動物の臓器から遺伝子を抽出し、DNAチップ解析装置を用いて遺伝子レベル で効果の確認を行う。DNAチップによる網羅的な解析による、クミスクチンの高付加 価値化を目的とする。
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